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第1回東京湾ダブルハンドレース参戦記 |
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最終更新日2012/04/30
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東京湾ダブルハンドレースに参加しました。 今回は、ジェネカーセールを発注していたので納品とセールチェックでN社のN氏とペアを組み出場。レースはまさにジェネカー向きのコンディションだったので威力抜群でした。 ではレースレポートを・・ 今回は73艇という、恐らくダブルハンドレースでは最多の参加艇が東京湾に集まった。遠くはなんと、兵庫県の西宮から370マイルを廻航してきた艇もいた。 前夜祭のパーティでそのオーナーと会話したら共通の知り合いがいて二度びっくり! 賞品提供をしていただいた「ティファニーカップ」争奪レース。熱い!暑い?闘いの予感が・・ とはいえ、普段ダブルハンドで帆走るという事はほとんどやった事がない艇が大半だったので、スタートラインも約200メートルほど長くとった設定となる。 廻航マークは、アウターマークからベアリング170度方向。当然アウター側に多くの船が集まるだろうと予測しながらベストポジションでマニュバリング。ダブルハンドの難しさをここではじめて体験する。 風が弱いのでとにかく船を止めずなおかつタック、ジャイブでポジションキープ。ティラーなら足で挟んで両手が使えるが、こういう時ラットは大変! 周りからみたら、恐らくタコ踊りしているように見えただろう(笑) 作戦としては、アウター側一番で出て即ポートに返し状況をみてジェネカーアップの用意をしていたが、その作戦が見事に成功!最初にジェネカーをホイストし軽排水艇で先行されていた、ステラやボーンフリーハートを抜き左側スタート集団のトップに。 徐々にその差を広げ2位でマーク廻航。ここでも初めて二人で行った、ジャイブ、ジブアップ、ジェネカーダウン作業が上手くいき、綺麗にマークを廻る。 さすがN氏、プロの技を見せてもらった。 20艇身以上離し、3番手にはメルゲス24のバルームロードスターが続く。しばらくジブ、メインだけで帆走ったが、風が右振れしてきたので再びジェネカーアップ。 このころから、後ろから風が上がってきたようだ、折角稼いだマージンがみるみるなくなる。 落とし気味に走り右側のブローを掴んだバルームロードスターに抜かれ3位後退・・ それでも諦めることなく最後までブローを探し、掴みスケーティング、ジャイブを何度となく行い最後は約1分差で3位ゴール。初ジェネカー初ダブルハンドだったが、とても満足したレースだった。 最後に後ろから吹いてきた風を掴んだ後続軽量艇に追いつかれたが、これは先行大型艇の宿命・・ どうする事もできなかった、大型艇ではトップだったので船のポテンシャルを考えるとベストをつくせたと思う。 ゴール後、N氏とガッツリ握手!充実したレースでした。表彰式で結果発表。レーティングで6位まで後退。観覧艇で応援してくれたCAVOKクルーのみなさんありがとう! 次は、ミドルボート選手権。こちらは初相模湾で3日間6レース。ゴールデンウィークはヨット三昧です(^_^;)
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