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10月17日(日)オータムレガッタTYC第9戦。 レポートは、メイントリム担当中島です。
第9戦のメンバーは、オーナー白岩氏、大先輩村上氏、熱血バウマン山田氏、ジャンボ山田氏、キン肉マン本道氏、そして、私(中島)の6名でした。
前日、船底掃除をしており、クルーも船も気合い十分です。 (私は船底掃除には参加してませんが…。参加のみなさまお疲れ様でした。)
コースは、北東。風は、北から北東の間をシフトしているようでした。
前回の夢の島フェスタの体験ヨットレースの際もこのくらいの風向からの風。 シーブリーズが終わり北風になって、夏も終わったことを実感しました。
10時35分。レースクラスA&Bスタート。 殆どの艇が、有利なアウター側に集まるという、シビアなスタートでした。 CAVOKはというと、白岩さんの素晴らしい、ハンドリングとポジションどりで、アウターより第一線で、フレッシュウインドをつかんだ良いスタートができました。
今回の風は、よく振れる風でしかも振れ幅が大きい。 風の触れに合わせて、タックを入れていく。 第1上マークまでは、北から入ってくるブローをつかむ為、左海面よりのコースを引く。第1上マーク、トップで廻航。
上マーク廻航後のスピンアップは、バウマン山田氏、本道氏、村上氏のナイスコンビネーションのおかげでスムーズでした。 これも、今年一年頑張ってきた成果!?!
その後、ふれる風に遊ばれながらも経験豊富な白岩氏、村上氏、ジャンボ山田氏らがコースを引き、トップを走り続ける。
ヘッダー。タック!ヘッダー!?タック!!リフトと思ったら、またヘッダー?!? 集中力と我慢が必要なヘルムスマン泣かせの風。
途中、「焦るなー」「我慢も必要だー」なんて言葉が飛び交いながらも、フィニッシュライン付近。
北からのブローと北東からのブローが、入り乱れるフィニッシュライン。 風が振れるため、すぐそばにあるフィニッシュラインが遠い(笑) 何度もタックを繰り返し、やっとのことでフィニッシュ!! 同クラスの艇とは、差を広げて第8戦と同じくトップでのフィニッシュができました。
良くシフトする風に、順位がどう変動するかわからない、最後の最後まで気の抜けないレースでした。 いつもより、時間も距離も長めなレースでしたが、これくらいがレースをした感があって良いですね。 面白いレースでした。
そして、今回のレースで優勝できたことで、2010年度のTYCレース、レーシングクラスBの総合優勝に王手をかけることができました。 一時期、不調の時期もありましたが、オーナー白岩さんとクルーの強い想いがCAVOKをここまで走らせたんだなと思います。
CAVOK1号とのレースも次回のTYC最終戦で最後です。 せっかく馴染んで来たこの船とのお別れは寂しいですが、CAVOK2号との新たな船出が楽しみでもあります。
来月は、是非CAVOKメンバー全員で挑みたいですね。最終戦も頑張りましょう!!
Report Erika Nakashima
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