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コース :神奈川県三崎沖〜伊豆大島波浮港 約37マイル メンバー:ヘルムス 白岩、ピット 楠、メントリ 榊原 トリマー 村山、マスト 栗原、バウ 関
8月6日、6時45分ドックアウト。風は南の11〜15ノット、セールはM/Hを選択。
太平洋特有の大きなうねりと青い海・・遠くに富士山も見え視界も良く最高のコンディション。
小網代沖灯標と本部船アズールの間がスタートラインだが、水深が深く本部船がアンカーを入れず漂ったままやや上有利のライン。
先は長いのでリコールは絶対しないように・・しかしスタートはフル加速で!を目標にライン中央よりやや上よりからジャストスタート。
大島波浮港までの長いレースがスタートした。Aクラスは大小20艇がエントリー。スタート直後は全体が見えるが、この後はバラけて大島に近づく頃は相当差がつくんだな・・と思いながら、くろしおと潮の影響を考えフリート全体の左側に位置するようにヘルムに集中。
大型艇AOBA、レティシア、スターボードJrが長い水線長を活かし少しづつ差を広げていく。CAVOKは4番手、第二集団のトップで上り角度よりも艇速重視、大島が見えてきた頃風が10ノット近くまで落ちたので、艇速を落とすことなくM/Lにタックチェンジ。 練習の成果ありで、これが正解!風速が落ちた割にターゲットボートスピード以上をキープ。先頭集団を追いかける。
大島に近づくと三原山からの吹きおろしがあり、これを利用してタックを重ね後続を離す。このままいけば着順4位、修正でさらに上位が期待できるかも・・元町港沖を通過し、干波崎を廻ったところでゴールまで残り約4マイル。ここでドラマがおきてしまう。
「トウシキの鼻」に向けて長い上りが終わり、ベアダウンしプロパーを走っているといきなり無風地帯に捕まる・・
風は無いのに海岸が近いため不規則なうねりでセールがバタつき風をはらまない・・ログスピードがどんどん落ち、ついにメーターが「0」を表示。急いで僅かに沖に残っていた微風をとりにゴールとは真横方向を目指すが、潮の影響もあり微動だにしない・・
はるか彼方後方にいた後続艇は我々の動きを見て、沖出しを始め上手く無風地帯をかわし我々だけ止まった状態で、沖の風を掴んだ後続5艇が我々を抜いて行く・・
このままでは、タイミリミットも・・という悪い予感が。とにかく沖に!という事で約40分、のた打ち回り、最後は波浮沖の南南西の風を掴みフィニッシュ。
レースタイム9時間3分の長いレースが終わった・・結果は残念であったが、初めてのロングレースを少ないメンバーで無事完走できたことに感謝。今回のレースを教訓に来年は上位に食い込めるよう頑張りたい。波浮港に槍付けし上陸。 大半が初めての大島だったが、地元の方々のホスピタリティに感動!上陸後の9時間は経過するのが早い事早い事(笑)翌日は、南風2〜3Mだったので100%機走。浦安まで9時間半で到着。 今回は助っ人で名古屋から榊原さん、逗子か
ら楠さん、村山さんに乗っていただきました。ありがとうございました&お疲れさまでした。
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