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TYCオープニングレガッタ3位

最終更新日2012/03/27
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今回は下記のメンバー&ポジションで挑みました。

ヘルムスマン:白岩オーナー
ピット:カーク氏
トリマー兼タクティシャン:徳本先輩
バウ兼マスト:建部氏
バウ:栗さん
メントリ:ナカシ
トリマーⅡ兼レポーター:小郷

今日はTYC 第1戦ということでみんな気合を入れてきたようだ。
かといって緊張し過ぎることはなく、遅刻者が出るという適度なリラックスぶりであり、ギリギリを競うスポーツとしては丁度良い精神状態かもしれない。(私も以前、リラックスし過ぎてレースに出れない程、遅刻したこと忘れておりました)

余談はさておき、いよいよスタート前。
上マーク、スタートラインに対して風は思いっきり右に振れている(スタート後上マークまでスピンを上げられるほど)が予定通りの時間に予告信号が鳴る。
5分前:前のクラスのレース状況を見つつ、奥の風を見つつ、見通しを取る。
4分前:再度見通しを取り、コースプランの確認。
3分前、他艇がじわじわと本船付近に集まってくる。CAVOKはリスク及びスタート後のレース運び考慮して、スペースのあるライン中央付近へ少しずつ艇を走らせる。
2分前:下に他艇がいた為、その艇の下に入ろうとタックして巻き返す。
1分前:他艇の影響を受けない中々良いポジションで待つことができ、時間が近づくにつれ加速を始める。
スタート、良いスピード&高さでラインを切り、1〜2分間はセーリングに集中。
(このままのレポートの流れでは、レースが終わるまで数ページに及ぶ可能性があるので、ここからは飛ばし気味でいきます。)

スタートし他艇より前に出れたところで、スピンを上げて、リーチングで走り、1位で上マークを回航。
スピンを下ろしてジャイブし、下マークへ。後ろにコンステがいたが、CAVOKの風の影響を受けて走りづらく簡単には抜かれないだろうと読んでいた。だがしかし、さすがにCAVOKよりレーティングが上の艇で、じわじわと上突破されそうなポジションになり、された。いや、もともと前を走られて当然の艇で、近いタイムでフィニッシュすればいいのだ。気持ちを切り替え、綺麗な風を掴むべく、タックで逃げ、ヘッダーが入ったところで再度タック。

ここで、結果を左右する場面①(全部で3箇所あります)がある。前にスタートした義船の絶妙な素晴らしい場所でのタッキング。少し上・前方の位置で、CAVOKとしては非常に走りづらい。だんだんとスピードと船員のモチベーションが低下。そこで追い打ちをかけるようにレティシアが、だいぶ離していたと思われるあのレティシアが下の方で快走し、突破していくのを見守る。CAVOKの焦りとは裏腹に、風がなかなか入ってこない。CAVOKはストイックにも殆どスタボードを走り切って自身を追い込んでおり、タックもできない。そのまま、下マーク付近まで走り、次の上マークへ。(マーク変更があり、普通にクローズで走れるようになりました)

ここで、結果を左右する場面②がある。CAVOKは右海面を選択し最初はブローに乗り、先行しているコ ンステ&レティシアと距離を縮めていく。チャンス到来。この2艇は左海面に行き、左奥にあるブローを取り入っているようだ。右海面の近くのブローを取りいったCAVOKだったが、次第にこちらも風がなくなり、なんと艇速0knotに。これはまずいが大丈夫、左海面もなかったはずだ。振り返ると・・・ブローが下りてきており、他艇さん達は走っているではありませんか。しかしさすが、ベテラン揃いのCAVOKのみなさん、焦ることなくセーリングに集中。次第にこちらにもブローが入り加速していく。だが時すでに遅し。

順位は着順3位、修正後も3位と悔やまれる結果になりました。敗因の場面が分かっていたので、余計に無念といった感じです。
表彰式の時、元編集長夫妻とBABYが来られました。今回、森下さんには敗北の報告となりましたが、次回は快勝の報告をします。あとBABYは森下さん似で目がクリッした大きな瞳で、またナカシが抱えた時に困った顔をされていたのが印象的でした。
なんだかんだで、長くなりましたが次回のCAVOKに乞うご期待ください。あと、結果を左右する場面が3箇所あったはずでしたが、どうも忘れてしまいました。忘れる前に、早めにレポートを書くべきでしたよ。