Audi NIPPON CUP オータムシリーズが11/22~23日の日程で開催された。前回のスプリングシリーズでCクラス優勝したため、今回のオータムシリーズも優勝すれば2015年シリーズチャンピオンを獲得できるため、整備、事前準備をしっかり行い、強風のレガッタになる事を予測し、メンバーは9名登録として本番に挑んだ。 今回のメンバーは以下の通り
ヘルム 白岩 ピット 村上 バウ 大山 メイン 中島 トリマー 石井、一井(初日)2日目(徳本) マスト 木村 フローター 北島、八木
第1レース 風は30度、アベレージで15ノットなのでミディアムヘビーを選択。ラインはほぼスクエア、スタート後左海面を軸に考えていたのでアウター寄りでジャストスタート。時折GUSTが下りてきて20ノット近くになるが角度、艇速ともによくCクラストップで第1マーク回航。後方にレーティングが近いULALAがいたのでルーズにカバーし、そのまま順位変わる事なくトップフィニッシュ。幸先良いスタートとなった。
第2レース 風は10度ほど左に振れ風速も18ノット近くになったが、今回もジブはヘビーを選択。ゼネリコの後、第1レースと同じようなスタートを切る。Bクラスと同時スタートなのでスタート後しばらくかぶされないポジションを探すも結局接近したスタートとなる。上マークアプローチでは右海面を攻めたULALAに僅か先行されるが、フリーで抜き返すというデットヒートを繰り返し、最終下りで左海面の風を掴んだULALAに先行を許し24秒差で2位。
第3レース 風は右に振れ戻し40度、風は第2レースとさほど変わらないがGUSTで20ノットオーバーが入り始める。上りレグはパフを見極めながら、下りはパフと波に長く乗せる事に注意して走り全マークをトップ回航。2位に1分以上の差をつけてフィニッシュ。 初日3レース終了し1位、2位、1位と総合でトップにつけた。が、2位のULALAとは2ポイント差なので気が抜けない。明日のレースに向けてハバーバックしながら船上ミーティング。内容は秘密・・ 大会2日目
第4レース 風は20度、スタート前は15ノット前後だったがスタート時には18ノット近くになってきたためNo3に変更。他の船のセールチェンジやリーフを入れる船も出てきた。このレースで1位もしくはトータル2位のULALAに勝てば優勝がほぼ決まるためスタート時からULALAのポジションをマークしながらスタート。後から割り込んできたBクラスの船に挟まれスタート最悪・・と思ったらゼネリコ!助かった(^^;) 次のスタートはリコールしない事、フレッシュウィンドウを掴めるポジションを探しライン真ん中下手よりジャストスタート。艇速、角度も良く左海面を軸に後続のULALAを押さえながらこのレースも全マークトップ回航。最後若干追い上げられるも30秒差で1位。この時点で1レースカットが無くても優勝が確定!ゴール後皆で勝利を喜んだ。
第5レース 風はアベレージで18ノット、GUSTで25ノット近くまで上がり、ブローチングやスピントラブルの艇が出始めたが最終レースなので、スタート前にケガやケースがないよう気を引き締めて行くことを確認。優勝は決まったので2位を押さえた戦術ではなく、風とコースを見た戦略重視作戦に変更。結果論だが、このレースが一番2位以下を離しトップフィニッシュという結果になった。2日間を通して、1-2-1-1-1となり、最も悪い得点(2)をカットし4レースすべて1位となりオータムシリーズ優勝。同時に春・秋連覇でシリーズチャンピオンも確定した。
2日間を通していい風に恵まれ、素晴らしいレース運営、陸上でのホスピタリティ、楽しいパーティーを開催していただいたスポンサー様、HMYC担当理事の皆様、ボランティアスタッフの皆様、アドニス、ウィンドフェアリーの皆様に心からお礼申し上げます。
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