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〜回航編〜
今回の保田レースには、3名で回航&レースに臨むという、少々無謀なプランとなりました。
17日(土)の8時に浦安マリーナを出港。南からの風約6-8m。はれ。 浦安の運河を出たところで早々と機走はあきらめ帆走に。 その後黙々とセーリングに徹して、アクアラインを超えたのが10:30ごろ。 君津沖で昼食。持参したおにぎり2個とカレーパンをかじり、第1海保を超えたのが14:00ごろ。予定より2時間遅れ。
16:30頃保田沖に達して、ようやく保田漁港に着岸したのが17:30ごろ。 実に9時間ほど上りっぱなしでした。 平均年齢48.3歳、明日のレースは大丈夫なのでしょうか。
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ばんやに到着したころ既に保田ミーティングは始まっており、帆走してきた我々を多くの方が声をかけてくれたりして迎えてくれたのが印象的でした。
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〜レース編〜
【コンディション】 風:南4-7m 天候:はれ クルーウェイト:約200kg
【レース】 昨日とほぼ同じ海況の中、通常の保田レースと異なり9時のスタートです。 また、コースも第1海保と第2海保を結ぶラインに短縮となりました。
フリースタートなので、遅れてでもエンド側のカミから出ようと、ポートでエンドマークの方にアプローチ。 スタートの合図から約20秒遅れでラインに入ると、カミからは丁度ブルーピーター艇がラインを横切り、正面にはベガ艇がいました。その間をジェネカーを揚げて何とか抜け出すことができ、あとは航路東側ぎりぎりのところをほぼデッドランで帆走。 ジェネカー使用ですと、これより風速が落ちると艇速と角度を保てません。
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一方、大型艇の先頭集団はいつものとおり徐々に後続を引き離していきます。
このまま辛抱して走り、航路が横須賀側に折れるところまで来て、少し上らせての帆走が可能になると、我々の艇も艇速を出せるようになりました。 この時点で4番手ぐらいだったと思います。 昨日からの風で波もそこそこあり、ひと波でも先行艇に少しづつ近づくのがわかりました。
ただドライバーとクルー2名しかいませんから、これ以上艇を上らせることはできませんし、艇を起こすこともままならない状況ですので、ブローチングしないようにする走らせ方となりました。
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このリーチングのレグはあっという間に終わりに近づき、コミッティーボートが確認できると、さて、ラインは第1海保側と第2海保側のどっちだ?
(前日の艇長会議に間に合わず、先行艇を見てれば・・・という情けない慣習から)は、常識的に右側通行でしょということで判断し、無事フィニッシュ。
(結果的にはどちらでも良かったようですが・・)直前で風が少し西寄りに振れてジャイブせずに済んだのも有利にはたらきました。
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今回のレースは南からの順風が吹き、追い潮でコースの選択肢が少なく、さらにはコース短縮されるという、我々の艇には非常に好条件が重なりトップでフィニッシュすることができました。
第1海保を抜けてレースが続いていたら、デッドランに近い風位での長い距離を走ることとなり、結果はまた変わっていたのではと思います。
最後になりましたが、今回もレースを無事執り終えられたスタッフの方々に感謝いたします。ありがとうございました。
記:渡辺明貞
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