●ポルシェ930ターボ 最終モデル 整備箇所を判断する試運転 
最終更新日:2012/09/07(Fri)
 
現在クレヨンのストックリストにある フォレストグリーンメタリックの
ポルシェ博物館においているものと同じ色 年式930ターボ最終モデルがあります
少し気温も下がり 朝晩は肌寒く感じられる日々が少し増えてきた今日この頃です 
そんなことで 少し時間が取れたの約2時間100キロほど試運転をして 
今後の整備スケジュールを組み立てるために試運転して来ました
もともとこの個体はクレヨンで数年前にリフレッシュしたターボなので
エンジンなどもオイル漏れもなく良い個体ですが 
その事は一度自分の頭の中から忘れて試運転をします   

エンジンの発動Kジェットロ独特のかかり方です 順番に火がついていく感じで数秒でアイドルアップします ウォームアップレギュレターなども調子よく エンジンが暖めれば基本のアイドリングで安定します
次にミッションでが 88年までの915系ミッションの四速と異なり
G50ミッションの5速に変わっている88年までのターボの915と異なり 癖もなく普通に入ります  
クラッチも適度なふみしろがあり つなぎも良く前オーナーがクラッチを上手く使われていた感じが伝わります.... グッドですね 
走り出し ローは車を動かすだけ二速で2500回転あたりとめて
後は3速でクルージングします このときブースとはかけずに流して走り
全てのオイル類を適温になるまでナジマシ運転をします 
当然 後ろを確認して ブレーキなども暖めます 
そんな運転をしている時に 各部スイッチの作動確認およびクーラーなどの聞き具合などをチェックします  930系にクーラーの効きを求めるのは基本求めていませんが 高速道路で流している時には窓を閉めていて
汗が出ない程度の効きを確認できました.....よしよし十分(笑)
そんな事をしながら ナジマシ運転も終わりいよいよフルブースかけてみました ドッカーンターボ元祖(笑) 頭が後ろにのけぞります (笑)
トウションバーの足回り少し慣れていない人には不安がありますが フロントを持ち上がるような加速感にはある意味怖さを感じますが 当然日本の法廷速度では鼻歌が出るほどの安定
しかし追い越しをかけてハンドルを切り
四速でフルブースとをかければ 免許証紙が一発でなくなる速度に持って言いかれます(笑) 普段NAのポルシェに 慣れている私ですが 怖さ=面白さ満点の930ターボでした  
そんな試運転をして 新オーナーが決まった時の整備スケジュールを作ります  
エンジン関係はエンジン本体のオイル漏れも無いので 各種カバー類のパッキンなどの交換をします 
ミッションはまったく問題ないのでオイルを交換 クラッチなどもエアー抜きで対応です  電気周りに関してもなんら問題ありません 
あえて 気になるならブレーキ類などの点検 キャリパーおよびローターなどを確りと整備してみたいですね 最後にホイルバランスとアライメント再度取り直し調整が必要です  
このように クレヨンのポルシェは全て私のが乗ってよいと思う私が乗りたいポルシェにリフレッシュします その為にクレヨンでは 自社工場を同敷地内に設けて整備スタッフと共に私の乗りたいポルシェを手間隙惜しまず
整備しています
また 外装に関しても同敷地内に塗装ブースなどを置き塗装スタッフ私が洗車しても気にならないところまで リフレッシュします  
その為年間に皆様に乗っていただけるクレヨンポルシェの台数は決まっておりますので ご理解よろしくお願いします
ポルシェターボの空気が乾燥して気温が下がれば馬力の出るターボエンジン
是非この季節お見逃し無く.......
下記に クレヨンのストックリストよければ見てください

ストックリスト